Japanese
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衛生公衆衛生学史こぼれ話
22.ペスト菌発見の先陣争い
北 博正
1,2
1東京都環境科学研究所
2東京医科歯科大学
pp.170
発行日 1986年3月15日
Published Date 1986/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401207222
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- Abstract 文献概要
ペストは古くから恐れられていたが.インド地方に発し,13世紀には十字軍の遠征を機にヨーロッパに侵入し,全ヨーロッパの人口の1/3,14世紀には1/4が犠牲になったといわれる.わが国は島国のため.ペストの侵入は明治32年(1899)にはじまり,明治年間に患者2,521,死者1,217を出し,大正年間には患者394.死者239,計:患者2,915,死者1,456と致命率はきわめて高い(昭和に入ってからは患者は発生していない).
明治27年(1896)香港にペストが大流行したので,政府は調査団を此地に派遣した.一行は内務技師北里柴三郎(Robert Kochの高弟,明16東大卒1851〜1931),東大内科教授青山胤通(北里の1年先輩1858〜1917),北里の助手として海軍軍医石神亨,これに東大4年生木下正中(のち東大産婦人科教授明27東大卒)に,現地で開業の永原医師であった.
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