Japanese
English
増大号特集 手術に効く! 機能解剖×アプローチの極意
column
「最も低侵襲な治療」という原点
檜山 明彦
1
1東海大学医学部外科学系整形外科学
pp.466
発行日 2026年5月25日
Published Date 2026/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.055704330610050466
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、466ページから466ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
若手の頃の自分を振り返ると,どうしても意識は「いかにうまく手術をこなすか」「どこまで難しい手技にチャレンジできるか」に向きがちであった.新しいデバイスや低侵襲手技は魅力的であり,症例を重ねるほどに自信もつく.しかし,脊椎外科に長く携わる中で,あらためて痛感するのは,「最も低侵襲な治療は,そもそも手術をしないで済むようにすること」—すなわち適切な保存治療であるという事実である.
高齢者の胸腰椎移行部病変では,画像所見だけを見れば手術適応に思える症例でも,疼痛コントロール,装具療法,リハビリテーション,そして骨粗鬆症薬物療法を丁寧に組み合わせることで,手術を回避し得る例も少なくない.逆に,骨粗鬆症の評価や治療をなおざりにしたまま手術に踏み切ると,ケージ沈下やスクリューの緩みといったインプラントフェイラーや,ドミノ骨折を含む隣接椎体骨折といった「二次被害」により,結果的に患者により大きな侵襲を強いてしまうことになる.
Copyright © 2026, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

