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増大号特集 —キーワードから読み解く—これからの精神医学・精神医療の10の潮流
Ⅰ 精神医学の潮流を読み解くキーワード
1.精神疾患の概念を問い直す
潮流② 個別化
デジタル・フェノタイピング
Digital Phenotyping
中井 文哉
1
,
木下 翔太郎
2,3
,
岸本 泰士郎
1
1慶應義塾大学医学部医科学研究連携推進センター
2慶應義塾大学医学部ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座
3東京大学大学院学際情報学府
キーワード:
デジタル・フェノタイピング
,
digital phenotyping
,
ウェアラブルデバイス
,
wearable device
,
バイオマーカー
,
biomarker
,
機械学習
,
machine learning
,
RDoC
,
research domain criteria
Keyword:
デジタル・フェノタイピング
,
digital phenotyping
,
ウェアラブルデバイス
,
wearable device
,
バイオマーカー
,
biomarker
,
機械学習
,
machine learning
,
RDoC
,
research domain criteria
pp.504-508
発行日 2026年5月15日
Published Date 2026/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048812810680050504
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- 参考文献 Reference
用語の定義
デジタル・フェノタイピング(digital phenotyping)とは,ハーバード大学の研究チームによって提案された概念であり,「スマートフォンやその他の個人用デジタルデバイスから得られるデータを用いて,個人レベルのヒトの表現型を現場で逐次的に定量化すること」と定義されている1)。これらの個人用デジタルデバイスから取得されるデータは,人々の日常生活時の体験をきわめて細かな時間的解像度で反映するため,「社会的・行動的な指紋」として捉えることができ,精密かつ動的な疾患表現型やバイオマーカーを開発できると考えられている。

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