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増刊号 —産婦人科のこれからを理解するための—重要・最新キーワード103
4章 婦人科腫瘍領域
疾患・病態
がん免疫サイクル
重松 幸佑
1
,
長谷川 幸清
1
1埼玉医科大学国際医療センター婦人科腫瘍科
pp.194-195
発行日 2026年4月20日
Published Date 2026/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698650800040194
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- 参考文献 Reference
point
◉がん免疫サイクル : 腫瘍関連抗原の放出,抗原提示細胞による提示,樹状細胞などの取り込み,T細胞が活性化して腫瘍局所へ浸潤し,腫瘍を破壊するまでの一連の免疫反応を繰り返す仕組み.がん免疫における理論的基盤である1).免疫反応が循環的に進行するこの仕組みは,細胞周期(cell cycle)に例えられ,がん免疫サイクルと呼ばれる.
◉腫瘍微小環境(TME) : 腫瘍におけるがん細胞,免疫系細胞,血管系細胞,線維芽細胞などのさまざまな細胞が作り出す複雑な微小環境を指し,腫瘍の発生から進展に多くの影響を与える2).
◉cold tumor/hot tumor : cold tumorはT細胞などの免疫細胞の浸潤が乏しく免疫応答が弱く,hot tumorはT細胞などの免疫細胞の浸潤が豊富で免疫応答が強く,免疫治療による効果が得られやすい可能性が高いと考えられている.cold tumorからhot tumorへと転換させることが免疫治療の有効性を高めるうえで重要な戦略の1つとされている3).
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