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特集 「ADC時代」の到来―チソツマブ ベドチン,そしてその先へ
7.婦人科悪性腫瘍に対するADCの臨床開発と今後の展望
重松 幸佑
1
,
濱川 和音
1
,
長谷川 幸清
1
K. Shigematsu
1
,
K. Hamagawa
1
,
K. Hasegawa
1
1埼玉医科大学国際医療センター婦人科腫瘍科
pp.687-691
発行日 2025年7月1日
Published Date 2025/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003452
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婦人科悪性腫瘍治療において,抗体薬物複合体(ADC)が新規治療薬として注目されている。本稿では,cadherin-6(CDH6),trophoblast cell surface antigen 2(TROP2),folate receptor alpha(FRα),およびB7 homolog 4(B7-H4)などを標的とするADCについて,それぞれの特徴および婦人科悪性腫瘍領域での臨床試験成績と開発動向を標的ごとに整理した。いずれのADCも再発婦人科悪性腫瘍において良好な奏効率(ORR)を示しており,バイスタンダー効果をもつ薬剤は腫瘍細胞の不均一性を克服する可能性がある。将来的にはバイオマーカーによる患者層別化や併用療法の戦略立案に資する治療として期待されるが,新たな副作用プロファイルを有する薬剤もあり,治療シーケンスなどの課題も残る。

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