論評
社会保障改革の骨子の主要項目をめぐる論点と考察⑵
島崎 謙治
1
1国際医療福祉大学大学院教授
pp.20-29
発行日 2026年9月21日
Published Date 2026/9/21
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO3012005
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前回の「社会保障負担率の目標の検討」に続き、今回は「高齢者の医療費窓口負担の見直し」を取り上げる。 2.高齢者の医療費窓口負担の見直し この項目の改革骨子上のタイトルは、「⑷医療費窓口負担に関する年齢によらない真に公平な応能負担の実現」であるが、要するに、70歳以上の高齢者の医療費窓口負担の見直しである。引用の都合上、この項目を分節すると次のとおりである。 A:70歳以上の高齢者の医療費窓口負担割合について、低所得者等の必要な受診が確保されるよう適切に配慮することを前提として、原則3割となっている現役世代との間で年齢によらない真に公平な応能負担を実現する観点から見直しを行う。そのための改革工程表を2026年末までに策定する。

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