論評
国民皆保険制度の現状と改革の論点、今後の見通し
二木 立
1
1日本福祉大学名誉教授
pp.18-27
発行日 2026年3月11日
Published Date 2026/3/11
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2993006
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はじめに 私はリハビリテーション科専門医出身の医療経済・政策学研究者で、1972年に東京医科歯科大学(現・東京科学大学)医学部を卒業して以来54年間、技術進歩と患者・障害者の人権の複眼的視点から医療の経済分析・政策の研究を続けています。この視点から、高額療養費制度の患者自己負担大幅引き上げには強く反対しています[1]。 本稿では、主に2000年以降の25年間の医療政策の変化を踏まえて、「国民皆保険制度の現状と改革の論点、今後の見通し」について、6つの柱で述べます。その際、私の事実認識、価値判断と「客観的」将来予測をできるだけ区別します。

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