随想―視診・聴診
またか
高山 哲夫
1
1中津川市・坂下老人保健施設長
pp.30
発行日 2026年9月21日
Published Date 2026/9/21
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO3012006
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化石医師が医師になった時から使ってきた消化管の運動を止める薬剤が製造中止になるようです。胃のX線造影時や内視鏡検査時あるいは腹痛患者さんの症状緩和目的で広く使われて来た薬剤です。50年以上臨床で使われてきたのですから、その働きが評価されており良い薬剤だと思います。 「そんな薬剤が何故、製造中止?」。薬価が低すぎて採算が取れないからだそうです。同じように長年使い慣れてきた薬剤が製造中止になり、日常診療で困ることが増えてきました。一方、良い薬剤であり、使用したいけれど薬価が高すぎて患者さんの負担を考えると投薬を躊躇してしまうこともあります。
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