潮流
大学病院本院としての特定機能病院
医師派遣など基礎的基準案の詳細示す
pp.20-21
発行日 2025年10月1日
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2977008
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厚労省は9月18日の特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(松田晋哉座長)に、前回の検討会で了承した「特定機能病院のあり方に関するとりまとめ」を踏まえ、基礎的基準及び発展的基準の考え方(案)を提示した。基礎的基準で詳細な内容を示したが、特に医師派遣において基準を厳格に決めず、柔軟な取り扱いにすべきとの意見が出た。 特定機能病院は現在88病院あり、79病院が大学病院本院である。そのほか、国立がん研究センター中央病院や国立循環器研究センターなど5法人の国立高度専門医療センターなどがある。特定機能病院は高度な医療を提供する病院に位置付けられ、診療報酬などでも評価されている。一方、現状で特定機能病院と同等の高度な医療を提供している病院があり、実績も遜色ない病院がある。
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