潮流
医療事故調10年目、事故報告3258件 日本医療安全調査機構が2024年年報
pp.30-31
発行日 2025年4月11日
Published Date 2025/4/11
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2960007
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日本医療安全調査機構は3月19日、2015年10月1日の制度開始から10年目を迎えた「医療事故調査・支援センター」の活動に関する状況などを集計した「2024年年報」を公表した。2015年10月1日〜2024年12月31日までの医療事故発生報告件数(事故報告件数)は累計3258件だった。都道府県別では東京都の406件が最多で、神奈川県(222件)、愛知県(217件)、千葉県(181件)、北海道(171件)、大阪(161件)兵庫県(129件)などの順となっている(図表1)。 人口100万人あたりの医療事故発生報告件数を都道府県別にみると4・8件/年で京都府、宮崎県が最多、4・7件/年の三重県、大分県、4・0件/年の島根などが続く。全体の平均は2・8件/年。
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