医療事故調等医療安全検討会が初会合 秋までに医療安全の課題で一定の結論

　厚労省の医療事故調査制度等の医療安全に係る検討会の初会合が６月27日にあった。医療事故の再発防止を目的とした医療事故調査制度は施行後10年が経った。今夏に決定する特定機能病院の新たな承認要件でも医療安全基準を強化する。会議冒頭で森光敬子医政局長は、医療安全施策の課題を踏まえた対応を議論し、「秋までに一定の結論を出し、その上で速やかに施策に活かしていく」との方針を示した。座長には山本和彦・中央大学法科大学院教授を選出した。