研究
保健所年報に関する調査
松井 熙夫
1
,
青山 好作
2
,
橋本 善彦
3
,
橋本 秀子
4
,
石館 敬三
5
,
小浜 恭子
6
,
榊 孝悌
7
,
津田 佳世子
8
,
山本 幹夫
9
1東京都衛生局医務部
2東京都八王子保健所
3神奈川県衛生部
4神奈川県公衆衛生看護学院
5東京都衛生局公衆衛生部
6川崎市中原保健所
7大阪府衛生部
8東京大学
9順天堂大学
pp.553-559
発行日 1968年12月15日
Published Date 1968/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203794
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はじめに
地域保健活動の中心として,保健所のしごとが非常に重要であることは論をまたない。地域保健の実情を知り,これを評価するには,まず保健所活動を分析しなければならない。そのためには,一般的には保健所年報によるほかはない。
毎年多くの保健所で年報類が刊行されている。その形態はいろいろで,内容的にも千差万別のようである。もちろん,保健所地区の実情がまちまちで,保健所側の態勢も異なる以上,年報が一様でないのは当然であるが,気になることは,これらの年報がそれによって保健所活動を評価されるように考慮され,準備されて刊行されているだろうかということである。
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