対談
生活習慣病の重症化予防に向けて ―保険者の保健活動とかかりつけ医の連携を考えるー
尾﨑 治夫
1
,
柴田 潤一郎
2
1東京都医師会 会長
2全国健康保険協会東京支部 支部長
pp.6-14
発行日 2024年10月21日
Published Date 2024/10/21
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2943003
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高血圧、脂質異常症、糖尿病の生活習慣病は、国民の疾病のなかで大きなウエイトを占め、重症化すれば半身不随、失明、人工透析などQOLの低下につながる。このため、医療機関のみならず、協会けんぽをはじめ保険者は、高齢者医療確保法に基づき、特定健診・特定保健指導を通じて生活習慣病の重症化予防に取り組んでいるが、十分な成果をあげるには医療機関との連携が不可欠だ。 そこで、「生活習慣病の重症化予防」をテーマに東京都医師会の尾﨑治夫会長と全国健康保険協会東京支部の柴田潤一郎支部長に話し合ってもらった。話題は、働き方改革を通じた職場の環境づくりやヘルスリテラシーの大切さなど多岐に及んだ。
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