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みんなの力で「子どもの健康」を守る!―学校での「生活習慣病予防教室」で保健推進員が大活躍/学校保健と連携した子どもの生活習慣病の予防活動―市民とともに取り組むポピュレーションアプローチ
山口 夕佳
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1館山市健康福祉部健康課
pp.769-771,810-813
発行日 2008年9月10日
Published Date 2008/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101059
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子どもにまで着実に広がっている生活習慣病。館山市では,行政・医療機関・学校・住民組織が一体となって,子どもたちを生活習慣病から守る活動を展開してきた。その鍵となるのが,食生活改善の伝導役を任された保健推進員。学校での授業,親世代・祖父母世代への啓発活動に大活躍している。
館山市の概況
千葉県房総半島の南端に位置する館山市は,温暖な気候と変化に富んだ海岸線,緑に恵まれた自然豊かな市です。また,「南総里見八犬伝」の舞台であるこの地には,いまでも里見氏や八犬伝に関係するロマン香る史跡が数多く残されています。
人口は4万9603人,年間出生数は約400人,高齢化率は28%です(2008年6月現在)。市内には小学校が11校,中学校が4校あります。健康課には12名の保健師と2名の管理栄養士が配置され,保健事業を実施しています。
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