特集 生活習慣病の受診を促す保健指導—「受療行動促進モデルによる保健指導プログラム」の成果
生活習慣病重症化予防のための受療には保健指導が有効—戦略研究の成果から
磯 博康
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1大阪大学大学院医学系研究科社会医学講座公衆衛生学
pp.888-894
発行日 2017年11月10日
Published Date 2017/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200801
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循環器疾患や慢性腎臓病・腎不全の発症予防には生活習慣病の適切な管理が必要だが,これらの患者の多くが発症前に医療機関を受療していない現状がある。そこで,「生活習慣病重症化予防のための戦略研究」として,受療行動促進モデルを用いた保健指導の有効性を検証するための研究を行った。その概要と成果・意義について解説する。
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