Japanese
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【会長講演】
体験としての連携—モデル化に向けて
Building a Tentative Model of Nurses Collaboration Based on the Experiences of Disaster Nursing
中西 睦子
1
Mutsuko Nakanishi
1
1神戸市看護大学
pp.2-10
発行日 2001年10月30日
Published Date 2001/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200333
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- Abstract 文献概要
私たちは平成9年〜10年まで(正味15ヶ月間)、神戸市の仮設住宅に住む被災者を対象に訪問相談活動を行うボランティア事業にたずさわりました。この時期は、すでに緊急対応の時期ではなく、「ゆるやかに経過する修復期」に相当しています。そして、活動は、兵庫県看護協会が舞台裏を支え、大学と、個人志願のボランティアナースが参加し、仮設住民を支える保健所の活動を支援するという、きわめて複合的な支援システムによって行われました(図1)。
図1には神戸市看護大学の名前だけが出ていますが、これと同じ組織が兵庫県立看護大学と神戸大学、神戸市看護大学短期大学部の3大学1短大についてもそれぞれ作られましたので、これはもうかなり大きいネットワークと言えます。
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