特集 脳血管障害
セミナー 脳卒中の病態・診断・診療体制に関する最新の話題
脳血管障害における超音波診断の活かし方
山口 枝里子
1
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斎藤 こずえ
1
1国立循環器病研究センター脳神経内科
キーワード:
▶脳梗塞の診療は,発症機序と責任血管を見極めたうえで,超急性期の再開通療法,急性期管理,二次予防を行う.
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▶脳神経超音波は経頭蓋超音波,頸動脈超音波,心臓超音波(経胸壁または経食道),下肢静脈超音波などが含まれ,脳梗塞の発症機序を推定するうえで,欠かせないツールである.
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▶頸動脈超音波は,救急外来での超急性期の評価や脳梗塞の発症機序を推定することが可能である.
Keyword:
▶脳梗塞の診療は,発症機序と責任血管を見極めたうえで,超急性期の再開通療法,急性期管理,二次予防を行う.
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▶脳神経超音波は経頭蓋超音波,頸動脈超音波,心臓超音波(経胸壁または経食道),下肢静脈超音波などが含まれ,脳梗塞の発症機序を推定するうえで,欠かせないツールである.
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▶頸動脈超音波は,救急外来での超急性期の評価や脳梗塞の発症機序を推定することが可能である.
pp.59-64
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.43.01_013
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脳梗塞の診断
脳梗塞診療は,発症機序と責任血管を把握し,病型により治療を選択する.治療は3段階で行われ,①遺伝子組み換え型組織プラスミノゲンアクティベータrecombinant tissue-type plasminogen activator(rt-PA)による静注血栓溶解療法や経皮的血栓回収療法のようなペナンブラ救済目的の脳梗塞の責任血管の再開通を企図する超急性期治療,②脳梗塞の病巣の拡大や症状の進行予防目的の急性期治療,③脳梗塞を再発させない二次予防に分けられる.治療を適切に行うべく,脳梗塞の病型分類を正確に把握することが重要である.

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