Discussion 座談会
DMDのリハビリテーション
小牧 宏文
1
,
西澤 公美
2
,
原 貴敏
3
,
松村 剛
4
1国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センタートランスレーショナル・メディカルセンター センター長
2信州大学医学部保健学科基礎理学療法学 准教授
3国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター身体リハビリテーション部 部長
4国立病院機構大阪刀根山医療センター 特命副院長/臨床研究部長
pp.1-7
発行日 2023年1月20日
Published Date 2023/1/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0119.03.91_0001-0007
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
近年,デュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchenne muscular dystrophy:DMD)においては薬物療法の進歩がみられるが,患者の生命予後の改善においてリハビリテーションの重要性は少しも減じていない.リハビリテーションは,運動機能障害の進展抑制や呼吸機能の維持,日常生活での工夫,社会参加など,病初期から進行期に至るあらゆる病期・領域で患者の生涯に深く関わってくる領域である.今回は,DMD患者のリハビリテーションの現状と課題について,エキスパートの先生方に討論いただいた.

Medical Review Co., Ltd. All rights reserved.