誌上ディベート
術後アロマターゼ阻害薬は5年か,5年以上か 論点整理
南 博信
1
1神戸大学大学院医学研究科内科学講座腫瘍・血液内科学教授
pp.37-37
発行日 2018年8月20日
Published Date 2018/8/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0096.04.02_0037-0037
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ホルモン受容体陽性乳癌の術後補助療法では内分泌療法が必要である。閉経後ではタモキシフェン(TAM)よりもアロマターゼ阻害薬(AI)の治療成績がよく,もっぱらAIが用いられる。今までのTAMとの比較試験の結果に基づいて閉経後乳癌ではAIを5年間投与することが多い。●本企画「誌上ディベート」は,ディベートテーマに対してあえて一方の見地に立った場合の議論です。問題点をクローズアップすることを目的とし,必ずしも論者自身の確定した意見ではありません。・論点整理/南博信・「5年とすべき」とする立場から/岩瀬まどか/岩田広治・「5年以上とすべき」とする立場から/酒井瞳/鶴谷純司
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