Japanese
English
研究
臨床検査におけるアロマターゼ活性測定法
An assay method of aromatase activity for the clinical examination.
古澤 良雄
1
,
菅原 辰雄
1
,
岡崎 豊
1
,
熊谷 幸博
1
,
菊池 克代
1
,
竹﨑 孝行
1
Yoshio FURUSAWA
1
,
Tatsuo SUGAWARA
1
,
Yutaka OKAZAKI
1
,
Yukihiro KUMAGAI
1
,
Katsuyo KIKUCHI
1
,
Takayuki TAKEZAKI
1
1株式会社帝国臓器製薬メディカル
キーワード:
アロマターゼ
,
アロマターゼ活性測定法
,
トリチウム水遊離アッセイ法
,
乳癌
,
エストロゲン依存性疾患
Keyword:
アロマターゼ
,
アロマターゼ活性測定法
,
トリチウム水遊離アッセイ法
,
乳癌
,
エストロゲン依存性疾患
pp.439-444
発行日 2003年4月15日
Published Date 2003/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100929
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〔SUMMARY〕 アロマターゼ活性の測定法に基質3H-Aを用いたトリチウム水遊離アッセイ法で基礎的検討を行い,3H-A濃度5μCi/ml,反応37℃,60分間の条件を設定した.本法での検出限界は0.19fmol/hr/ml,定量限界は0.58fmol/hr/mlで,同時および日差再現性の精度,希釈直線性も良好であった.検体の安定性試験では,組織のまま-65℃以下で凍結保存し,2年間の安定性が確認された.本法の臨床検査への適用は,乳癌などのエストロゲン依存性疾患の診断,治療指針の決定に有用であると考える.
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