State of the ART
CTC/ctDNA
古武 剛
1
1京都大学大学院医学研究科乳腺外科学
pp.15-19
発行日 2018年2月20日
Published Date 2018/2/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0096.04.01_0015-0019
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
「ポイント」・ctDNAの検査技術が進歩し,臨床レベルで個体間・個体内経時比較による病態の変化を感知できる可能性が示唆されている。・治療によるサブタイプの変化,転移形成とctDNAは相関しているとされており,今後これらの同定に利用されうると考えられる。・早期乳癌,転移乳癌のいずれにおいても,CTC数と予後との関連性が複数の研究により示されている。・CTC数の変動に応じた治療法が予後を改善する可能性があり,CTCのバイオロジー解析による治療の最適化が期待される。
Medical Review Co., Ltd. All rights reserved.