薬物療法マネージメントのこつ
Cryotherapyによる副作用予防
川口 展子
1
1京都大学大学院医学研究科標的治療腫瘍学講座特定研究員
pp.42-46
発行日 2017年2月20日
Published Date 2017/2/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0096.03.01_0042-0046
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抗癌剤による皮膚・粘膜障害の予防はQOLを保ち,コンプライアンスよく治療を継続するために有用です。Cryotherapyは局所を冷却することにより,その部位の末梢血管を収縮させ抗癌剤が到達する量を減らすことで皮膚・粘膜障害の予防効果を期待します。ここでは,口内炎,脱毛,爪毒性の予防について紹介します。
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