国内学会・研究会報告 Conference Report
第12回 日本胎児治療学会学術集会
前野 泰樹
1
1久留米大学病院総合周産期母子医療センター新生児部門主任
pp.42-43
発行日 2015年8月1日
Published Date 2015/8/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0055.07.02_0042-0043
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2014年11月29~30日に,久留米大学病院内,筑水会館にて第12回日本胎児治療学会学術集会が開催された。この学会は,胎児治療に関わる各科の医師,医療スタッフが集まり情報交換を行う会であるが,参加者や会員,幹事も必然的に産科医が多い。そのなかで今回は小児科医である著者が会長を務めさせていただいたが,小児科医が会長として主催するのは第6回の川滝元良先生に続き2回目である。その意味でも,日頃小児医療あるいは新生児医療を行っている立場から,胎児治療を取り巻いている多領域にわたる医師,看護師などの医療スタッフ,そして家族に目を向けて話し合うことができればと思い,学術集会では,テーマを「胎児治療を包む和(輪)」として開催した(写真1)。
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