連載 ドライアイ外来最前線
東邦大学医療センター大森病院眼科角膜外来(ドライアイ外来)
岡島 行伸
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1東邦大学医療センター大森病院眼科
pp.58-60
発行日 2015年10月31日
Published Date 2015/10/31
DOI https://doi.org/10.34449/J0042.10.02_0058-0060
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「ドライアイ外来をはじめた経緯」東邦大学医療センター大森病院眼科の角膜・ドライアイ外来は,2014年11月から開設した新しい外来です。以前の大森病院は,杤久保哲男前教授を中心に緑内障疾患に主力を注いでいましたが,2014年4月に東邦大学医療センター佐倉病院から堀裕一先生が大森病院教授としてご就任され,角膜・ドライアイ外来が開設されました。当院は東京都大田区に位置し,羽田空港からも近い場所にあります。大田区内では唯一の大学病院として近隣の先生方や,当院膠原病科の先生方からの紹介が多く,角膜移植適応や感染性角膜炎の診断加療に加え,最近ではStevens-Johnson症候群,シェーグレン症候群などの全身疾患からの重症ドライアイ患者さんを診察する機会が増えたことから,角膜・ドライアイ外来の必要性が再認識され,このたび角膜・ドライアイ外来を開設する経緯となりました。
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