特集 CURRENT TOPICS 消化器がんの内科的治療法の進歩
4 肝細胞がん 2)肝細胞がんのアブレーション
椎名 秀一朗
1
,
丸山 紀史
2
,
永松 洋明
2
,
石井 重登
3
,
金澤 亮
4
,
堀田 直樹
5
,
小宮山 泰之
4
,
Amina Bolatkan
6
,
Hsin-yi Chen
7
1順天堂大学大学院医学研究科画像診断・治療学 教授
2順天堂大学大学院医学研究科画像診断・治療学 准教授
3順天堂大学大学院医学研究科画像診断・治療学 助手
4順天堂大学大学院医学研究科画像診断・治療学 非常勤助手
5順天堂大学大学院医学研究科画像診断・治療学 非常勤講師
6順天堂大学大学院医学研究科画像診断・治療学 大学院生
7順天堂大学大学院医学研究科画像診断・治療学 研究生
pp.50-53
発行日 2020年12月25日
Published Date 2020/12/25
DOI https://doi.org/10.34449/J0039.16.02_0050-0053
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アブレーションはラジオ波焼灼術,マイクロ波焼灼術など,アプリケーターを主に超音波ガイド下に経皮的に挿入し腫瘍を壊死させる治療の総称である。根治性がありながら低侵襲である。これまでは切除可能例では切除を優先すべきという考えがあったが,SURF trialの結果などにより今後は変わっていくものと思われる。アブレーションのさらなる成績向上には十分な知識と技術を習得し,良い医療スタッフと設備を確保する必要がある。
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