特集 CURRENT TOPICS 2 第20回JAPANGAST Study Groupハイライト
3 JGSG進行状況報告1
加藤 元嗣
1
1国立病院機構函館病院院長
pp.57-57
発行日 2016年1月15日
Published Date 2016/1/15
DOI https://doi.org/10.34449/J0039.11.02_0057-0057
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「1 薬物性の消化管傷害の実態調査について」薬物性・薬剤性の出血性潰瘍の実態について調べるため,「jgsg.jp」のホームページ内より現在アンケート調査を実施中である。登録対象は,2013年4月から2015年3月の間,吐血・下血を伴う急性の上部消化管出血で入院した患者である。食道静脈瘤などは除外する。目的の1つとして,休薬状況について正確に知るということが挙げられる。例えば,休薬が血栓症のリスクになっていないかどうかなど,休薬に伴って起こる合併症の有無について,休薬の状況や再開の理由なども含めて検討したいと考えている。1,000例程度集めることを目標として始めたが,2014年7月ごろの時点で30例,1年経過した現時点で登録されているのは80例である。2015年8月いっぱいで登録を締め切り,2016年度に最終報告を行う予定である。登録数が最も多い先生を筆頭著者とする。
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