特集 Female genital tractの収縮を再考する
妊娠時の子宮平滑筋の収縮とその制御 (2)オキシトシンとプロスタグランジン
吉田 匡秀
1
1自治医科大学医学部生理学講座神経脳生理学部門
キーワード:
オキシトシン
,
プロスタグランジンF₂α(PGF₂α)
,
プロスタグランジン E₂(PGE₂)
,
COX-2
Keyword:
オキシトシン
,
プロスタグランジンF₂α(PGF₂α)
,
プロスタグランジン E₂(PGE₂)
,
COX-2
pp.41-45
発行日 2019年9月1日
Published Date 2019/9/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0015.26.03_0041-0045
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オキシトシンとプロスタグランジン(PG)は分娩時に強力な子宮収縮力を生み出す因子として知られてきた。これらはすでに子宮収縮促進剤として広く臨床応用されている。一方で早産を防止し,新生児の予後を効果的に改善する方法は確立されていない。現在,陣痛抑制剤としてオキシトシン,PG受容体に対する拮抗薬の臨床試験が進められている。本稿では,オキシトシンとPGを中心としたこれまでの知見を解説する。「KEY WORDS」オキシトシン,プロスタグランジンF₂α(PGF₂α),プロスタグランジン E₂(PGE₂),COX-2
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