今月の主題 大腸疾患と検査
解説
大腸とプロスタグランジン
小池 一成
1
,
小林 絢三
1
Kazunari KOIKE
1
,
Kenzo KOBAYASHI
1
1大阪市立大学医学部内科学第三教室
キーワード:
大腸
,
プロスタグランジン
,
エイコサペンタエン酸
Keyword:
大腸
,
プロスタグランジン
,
エイコサペンタエン酸
pp.508-512
発行日 1992年5月15日
Published Date 1992/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901076
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プロスタグランジンをはじめとする様々なエイコサノイドカスケード代謝産物は,全身できわめてユニークで,重要な生理活性を有している.大腸においても例外でなく吸収,分泌,炎症,免疫などの場でプロスタグランジンやロイコトリエンが重要な役割を演じている.その作用について述べるとともに,近年炎症性腸疾患の治療の場で注目されているエイコサペンタエン酸について解説を加えた.
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