特集 地域包括ケアと在宅医療
地域包括ケアに資する人材育成
吉村 学
1
1宮崎大学医学部地域医療・総合診療医学講座 教授
キーワード:
地域包括ケア
,
Astana宣言
,
Experience based Learning(ExBL)
,
プライマリ・ケアの7つの原理
,
SPaRC model
Keyword:
地域包括ケア
,
Astana宣言
,
Experience based Learning(ExBL)
,
プライマリ・ケアの7つの原理
,
SPaRC model
pp.55-58
発行日 2019年11月20日
Published Date 2019/11/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.37.11_0055-0058
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高齢化社会のニーズに応えられる医療人材の育成は急務である。こうした社会の要請に対して,今後どのような教育および研修が求められるのか,大学医学部教員の立場から主に卒前医学教育を中心に述べる。文部科学省が改訂したモデル・コア・カリキュラム1)には明確に「多様なニーズに対応できる医師」を医学校で養成すると示されており,カリキュラム改革が進められている。筆者の所属する大学では5~6年生の臨床実習として2018年度より新たに「地域包括ケア実習」として4週間必修のクリニカルクラークシップを導入した2)。導入にあたり,さまざまな知見や世界の医学教育の潮流も参考にしたのでこの点についても触れたい。「KEY WORDS」地域包括ケア,Astana宣言,Experience based Learning(ExBL),プライマリ・ケアの7つの原理,SPaRC model
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