特集 RSウイルス感染症の新しい時代
Ⅲ.RSウイルス感染症の予防の最前線
ニルセビマブ
森岡 一朗
1
1日本大学医学部小児科学系小児科学分野
キーワード:
RSウイルスによる下気道感染症
,
長時間作用型ヒトモノクローナル抗体
,
有効性
,
安全性
,
定期接種
Keyword:
RSウイルスによる下気道感染症
,
長時間作用型ヒトモノクローナル抗体
,
有効性
,
安全性
,
定期接種
pp.1195-1200
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002457
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SUMMARY
▷ニルセビマブはFタンパク(siteφ)に結合し半減期延長設計によりRSウイルス1流行期に1回投与で予防可能な抗体製剤である.
▷正期産児などの健康児,早産児,基礎疾患児,免疫不全児を対象とした第Ⅱ・Ⅲ相試験で高い発症抑制効果と良好な安全性が示された.
▷リアルワールド試験(HARMONIE試験)でも入院を約83%減少させ,有効性が再確認された.
▷わが国では母子免疫ワクチンの定期接種化が決定した一方,抗体製剤は法制度上の整理が継続検討中である.

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