症例報告
蛋白漏出性胃腸症を合併したIgA血管炎
藤井 理香子
1
,
川本 健太
1
,
西﨑 淑美
1
,
萩尾 真理
1
,
有井 直人
1
1埼玉県済生会川口総合病院小児科
キーワード:
IgA血管炎
,
蛋白漏出性胃腸症
,
重症度スコア
Keyword:
IgA血管炎
,
蛋白漏出性胃腸症
,
重症度スコア
pp.737-740
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002324
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
要旨
蛋白漏出性胃腸症(protein-losing enteropathy:PLE)を合併したIgA血管炎(IgA vasculitis:IgAV)の症例を経験した.症例は4歳女児,紫斑,腹痛,関節痛をみとめIgAVと診断した.浮腫と低アルブミン血症,便中α1-アンチトリプシンクリアランス上昇をみとめPLEと診断し,プレドニゾロンと第ⅩⅢ因子製剤の補充で軽快した.血液検査でIgAVの腹部症状の重症度を予測するスコアが提唱されている.自験例でも入院時のスコアは高値であったが,症状改善とともに低下し,治療効果判定にも有用である可能性がある.

Copyright © 2026, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.

