Japanese
English
症例
大腸癌術後蛋白漏出性胃腸症に対し漏出部結腸切除術を施行し治癒した1例
A case who was cured by colectomy of the leaked part for postoperative protein-losing gastroenteropathy of colon cancer
三橋 登
1
,
清水 善明
2
,
酒井 望
3
,
久保木 知
3
,
崔 玉仙
4
,
大塚 将之
5
N. Mitsuhashi
1
,
Y. Shimizu
2
,
N. Sakai
3
,
S. Kuboki
3
,
G. Sai
4
,
M. Ohtsuka
5
1習志野第一病院外科
2成田赤十字病院外科
3千葉大学肝胆膵外科
4千葉みなと病院外科
5千葉大学肝胆膵外科
キーワード:
蛋白漏出性胃腸症
,
術後
,
虚血性腸炎
Keyword:
蛋白漏出性胃腸症
,
術後
,
虚血性腸炎
pp.1184-1188
発行日 2022年10月1日
Published Date 2022/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_1184
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はじめに 蛋白漏出性胃腸症は低蛋白血症を主徴とし,消化管から管腔内へアルブミンを主体とする血漿蛋白が異常漏出する一連の症候群であり,その原因疾患は多様である.今回われわれは,大腸癌術後蛋白漏出性胃腸症に対し漏出部大腸切除術を施行し,治癒した1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2022