特集 こどもの健康診断のすべて
健康診断で気になるショケン
[精神・運動発達]
座位が不安定
野村 隆之介
1
1東京大学小児科
pp.178-180
発行日 2026年4月20日
Published Date 2026/4/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002194
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Point
■生後7か月で,手を離して背を伸ばして座位を保持できなければ,運動発達の遅れの可能性がある.
■原因は多岐にわたり,単に運動発達が遅いだけで次第に追いつく場合から,疾患による場合までさまざまである.筋力低下,腱反射の異常,知的発達の遅れがないかを評価することは,それらの大別に有用である.
■判断がむずかしい症例もあり, 典型的な発達経過と異なる印象を受けたり, 筋力・筋緊張・腱反射などの診察で気になる所見がみられたりした場合は,積極的に専門診療科に紹介してよいと思われる.
■治療法がある疾患を見逃さず,診断の遅れがないようにしなければならない.

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