特集 これからのガイドラインの読み方,使い方
Ⅱ.国内のガイドラインから考える
一般
咳嗽
吉原 重美
1
1獨協医科大学医学部小児科学
pp.83-90
発行日 2025年4月20日
Published Date 2025/4/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001560
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Summary
■小児咳嗽疾患の治療法を中心にクリニカルクエスチョン(CQ)とエビデンスレベルに基づく推奨グレードを作成した.
■的確な治療を行うために確定診断のすすめ方として,急性咳嗽,遷延性咳嗽,慢性咳嗽,救急外来でみる咳嗽の4つの鑑別診断フローチャートを作成した.
■実地臨床での適用可能性や妥当性を客観的に評価するため,本ガイドライン作成にかかわっていない咳嗽診療の関連学会を代表する専門家(日本外来小児科学会,日本呼吸器学会,日本小児耳鼻咽喉科学会,日本咳嗽学会)に外部評価を依頼した.

Copyright © 2025, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.