特集 小児耳鼻咽喉科疾患のすべて ファーストタッチから専門診療へ
序文
小森 学
1
1聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科
pp.251-251
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001462
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小児科診療において,耳鼻咽喉科領域の疾患はきわめて日常的なものであり,特に急性中耳炎や鼻閉,扁桃炎などの疾患は,耳鼻咽喉科医ではなく小児科医が「ファーストタッチ」として最初に診療する機会が多いと考えます.しかし,耳鼻咽喉科疾患のなかには,専門的な診断や治療が求められるケースも少なくありません.その際,小児科医としてどのタイミングで耳鼻咽喉科専門医に紹介すべきか,またはどのように患者と家族に説明すべきかといった判断が重要になります.
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