特集 正しく怖がれ,小児救急1人対応! ~ファーストタッチから専門診療へ~
Ⅱ.どんなに忙しくてもさけよう重大な見落としを!
これだけはやっておきたい,救急外来や当直中の腎疾患児への対応
濱田 陸
1
,
三上 直朗
1
,
原田 涼子
1
,
幡谷 浩史
1,2
1東京都立小児総合医療センター腎臓・リウマチ膠原病科
2同・総合診療科
キーワード:
血清クレアチニン
,
血圧
,
溶血性レンサ球菌感染後急性糸球体腎炎
,
急性巣状細菌性腎炎
,
腎梗塞
,
腎後性腎不全
Keyword:
血清クレアチニン
,
血圧
,
溶血性レンサ球菌感染後急性糸球体腎炎
,
急性巣状細菌性腎炎
,
腎梗塞
,
腎後性腎不全
pp.71-76
発行日 2025年1月1日
Published Date 2025/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001416
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SUMMARY
▷小児特有の腎機能,血圧の年齢・体格別の基準値を「簡単に」把握しておく.
▷頭痛(±けいれん発作)時には必ず「血圧測定」を行う.
▷感冒症状が明らかでない発熱・炎症反応高値の症例には,乳児ではなくても「尿培養」を提出する.
▷原因が定かでない急性腹症の鑑別時には「腎血流」の評価も行う.
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