特集 腹部感染症の画像診断update
腎感染症−画像診断では何に注目すべきか?−
高橋 哲
1
,
上野 嘉子
2
1愛仁会高槻病院イメージングリサーチセンター
2神戸大学大学院医学研究科放射線医学
キーワード:
急性腎盂腎炎
,
急性巣状細菌性腎炎
,
気腫性腎盂腎炎
Keyword:
急性腎盂腎炎
,
急性巣状細菌性腎炎
,
気腫性腎盂腎炎
pp.46-60
発行日 2017年12月25日
Published Date 2017/12/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000000275
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急性腎盂腎炎は通常,画像診断を必要としない.抗生剤に対する反応が不良な場合に初めて画像診断の適応となり,腎機能が許せば造影CTが望ましい.膿瘍形成などの合併症や,気腫性腎盂腎炎のような緊急処置を要する疾患を正確に拾い上げるとともに,感染の原因となる器質的疾患にも着目する必要がある.
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