Japanese
English
セミナー 合併症をもつ患者の術前・術後の全身管理・4
腎機能障害
Perioperative Patient Care:Renal Dysfunction
大竹 喜雄
1
Yoshio Ohtake
1
1三愛記念病院
キーワード:
血清クレアチニン
,
血液浄化法
,
持続的血液濾過透析
Keyword:
血清クレアチニン
,
血液浄化法
,
持続的血液濾過透析
pp.113-119
発行日 1998年2月20日
Published Date 1998/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902235
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臨床において腎機能障害を知る簡便な指標は,血清クレアチニン(Cre)値であり,血清Cre値の異常な患者の場合,感染症や手術などの侵襲により急激に腎機能が増悪するので注意する必要がある。したがって,腎機能障害患者を手術するときは,血液浄化法が施行可能な施設で行うべきである。最近の持続的血液浄化法,抗凝固剤,腎不全用アミノ酸製剤の進歩により腎機能障害患者における術前,術中,術後管理は従来に比し容易にかつ安全に施行可能となった。
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