特集 学校における医療行為と医療的ケア
Ⅱ.各論Ⅰ(主要な医療行為や医療的ケアについて)
けいれん発作への救急対応
九鬼 一郎
1
1大阪市立総合医療センター小児脳神経内科
キーワード:
けいれん発作
,
てんかん重積状態
,
けいれん重積状態
,
ミダゾラム口腔用液
,
頰粘膜投与
Keyword:
けいれん発作
,
てんかん重積状態
,
けいれん重積状態
,
ミダゾラム口腔用液
,
頰粘膜投与
pp.1669-1675
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001384
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SUMMARY
▷けいれん発作は通常数分以内におさまり,ほとんどの場合で緊急の医療処置を必要としない.
▷けいれん(てんかん)重積状態は,5分以上で自然停止しがたくなり,30分以上で後遺症の可能性がでる.
▷けいれん(てんかん)重積状態は,早期治療介入で神経予後を改善させる可能性がある.
▷ミダゾラム口腔用液による治療は即効性があり,一定の条件下で学校教員の使用が可能である.
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