特集 ポストコロナ,少子化時代:30年後の小児医療と人材育成
Ⅲ.様々な領域における小児医療者教育
新生児医療における働き方改革の処方箋
高橋 尚人
1
1東京大学医学部附属病院小児・新生児集中治療部
キーワード:
必要医師数
,
専攻医採用シーリング
,
働き方改革
,
新生児専門医
,
地域偏在
Keyword:
必要医師数
,
専攻医採用シーリング
,
働き方改革
,
新生児専門医
,
地域偏在
pp.799-806
発行日 2023年7月1日
Published Date 2023/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000540
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SUMMARY
▷厚生労働省の考える将来必要な小児科医師数は必ずしも正しく実情を反映していない.
▷小児科専攻医シーリングは地域偏在対策だが,今のところ小児科専攻医採用数は減っていない.
▷新生児医療は必ずしも新生児の専門医のみにより行われているわけではない.
▷働き方改革や新生児医療研修の観点では,より広域化した人事交流が必要と思われる.
▷新生児医療の姿も今後変わっていく必要がある.
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