特集 研修医として今知りたい新生児の診療に必要な手技
Ⅱ.処置手技
栄養チューブ留置
荒井 美輝
1
,
東海林 宏道
1
1順天堂大学医学部小児科・思春期科
キーワード:
胃管
,
十二指腸チューブ
,
経管栄養
,
pHチェッカー
,
ダンピング症候群
Keyword:
胃管
,
十二指腸チューブ
,
経管栄養
,
pHチェッカー
,
ダンピング症候群
pp.519-522
発行日 2023年5月1日
Published Date 2023/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000461
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SUMMARY
▷新生児に対する栄養チューブ留置は,経口哺乳が確立していない児に行うことが一般的である.
▷外科疾患で減圧を要する児に行うこともある.
▷必要物品の事前準備をしたうえで,適切なチューブのサイズや挿入長を事前に把握する.
▷留置位置の確認は,注入器による吸引やpHチェッカー,X線撮影などを用いて適切に行う.
▷十二指腸チューブを留置する場合は,ダンピング症候群など特有の合併症に注意する.
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