特集 どうする?妊娠前・妊娠期・出産後のがん患者の対応
【Ⅱ.各論】
7.がん治療専門医の立場から妊娠期がんとサバイバー支援を考える―4)消化器がん合併妊娠
藤澤 剛太
1
,
馬場 啓介
1
,
朴 成和
1
1東京大学医科学研究所附属病院腫瘍・総合内科
キーワード:
妊娠合併消化器がん
,
妊娠合併胃がん
,
妊娠合併大腸がん
Keyword:
妊娠合併消化器がん
,
妊娠合併胃がん
,
妊娠合併大腸がん
pp.279-284
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000001539
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
要旨
妊娠に合併する消化器がんは胃がん0.026~0.1%,大腸がん0.008%と稀少だが,進行した状態で診断されることが多く予後不良である.妊娠中に非典型的な消化器症状が出現した際には,精査が必要である.消化器がん診断に用いられる内視鏡検査とMRI・CTなどの画像検査は,妊娠中でも適切な配慮のもとで実施可能である.抗がん治療は母体の生命を最優先とし,妊娠週数に応じて個別化する.妊娠中期以降であれば妊娠継続下の手術・化学療法も考慮する.多職種連携による包括的管理が母児の予後改善に重要である.

Copyright © 2026, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.

