特集 これでマスター! 最新 産婦人科ホルモン療法
第2章 各論
A 生殖内分泌
5 月経困難症
吉野 修
1
,
田中 孝太
1
,
中込 彰子
1
1山梨大学医学部産婦人科
pp.122-127
発行日 2024年3月25日
Published Date 2024/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000643
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
薬剤選択のポイント
エストロゲンを相対的に低下させるのであれば低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(low dose estrogen progestin:LEP),ジエノゲストを使用する.
エストロゲンを絶対的に低下させるのであればゴナドトロピン放出ホルモン(gonadotropin releasing hormone:GnRH)アナログ製剤(GnRHアゴニスト製剤またはGnRHアンタゴニスト製剤)を使用する.
血栓素因のある患者に対しては,ジエノゲスト,レボノルゲストレル放出子宮内システムの使用を検討する.
Copyright © 2024, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.