特集 これでマスター! 最新 産婦人科ホルモン療法
第1章 総論
8 アンドロゲンの作用とその関連薬
白川 智也
1
,
堀江 重郎
1
1順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学講座
pp.50-56
発行日 2024年3月25日
Published Date 2024/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000631
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POINT
テストステロンは,主要なアンドロゲン(男性ホルモン)として知られている.
テストステロンは男性生殖器の分化,第2次性徴の発来,精子形成等と関連し,筋・骨・中枢神経系・骨髄・性機能等の臓器機能と関係がある.
加齢あるいはストレスに伴うテストステロンの低下により,身体・精神・性機能関連の症状をもつ病態をLOH(late onset hypogonadism)症候群とよぶ.
わが国の医療機関において使用可能なテストステロン補充療法薬は,筋注製剤とゲル剤である.
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