特集 産婦人科診療ガイドライン産科編2023改訂のポイント
10.子宮収縮薬投与時の注意点は?
中田 雅彦
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1東邦大学医学部産科婦人科学講座 東邦大学医療センター大森病院産婦人科
キーワード:
頻収縮
,
胎児機能不全
,
メトロイリンテル
Keyword:
頻収縮
,
胎児機能不全
,
メトロイリンテル
pp.163-166
発行日 2024年2月1日
Published Date 2024/2/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000543
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要旨
分娩誘発・陣痛促進時に用いる子宮収縮薬については,その効果を得るとともに最大限リスクを回避することが求められ,厳格な運用が推奨されている.その使用に際して,①投与前に確認すべきこと,②投与中にルーチンに行うべきこと,③薬剤の増量・減量・中止を考慮すべきことの3つの視点からクリニカルクエスチョンが設けられており,それらを遵守することが求められる.
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