特集 周産期医療のヒヤリ・ハット―医療事故・医療紛争を防ぐために 産科編
各論
子宮収縮薬
中川 映理子
1
,
上塘 正人
1
NAKAGAWA Eriko
1
,
KAMITOMO Masato
1
1鹿児島市立病院産婦人科
pp.921-923
発行日 2023年6月10日
Published Date 2023/6/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000969
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はじめに
・分娩誘発のためオキシトシンを投与されていた妊婦が,分娩後多量の出血を認め,子宮破裂と診断された。高次施設へ搬送されたが,転院先で死亡した。オキシトシン投与中,異常が出ていたにもかかわらず薬の投与を続けたことが原因とされた。薬の投与を中止または1/2以下に減量する検討が推奨される症状が出ていた。
(2023年2月20日 産経新聞)1)
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