特集 ガイドライン2025で何が変わった!? 骨粗鬆症の診かた 一問一答
基礎疾患・年齢・患者背景に応じた骨粗鬆症診療
Q13 グルココルチコイド使用患者の骨粗鬆症管理は?
隅川 舞子
1
,
岡田 洋右
2
1産業医科大学第1内科学講座
2産業医科大学病院臨床研究推進センター
キーワード:
グルココルチコイド
,
骨粗鬆症
,
薬物療法
Keyword:
グルココルチコイド
,
骨粗鬆症
,
薬物療法
pp.1065-1067
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001949
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A13 グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症(GIOP)では,グルココルチコイド(GC)投与初期から骨量減少と骨質劣化が進み,低用量でも骨折リスクが上昇し,安全域は存在しない.骨量減少はGC投与早期から進行し,特に3か月以内に顕著で,椎体骨折の頻度が高い.骨折リスクはGCの1日投与量に強く依存し,累積用量も寄与する.『グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の管理と治療のガイドライン2023』では,GC投与3か月以上でスコア3点以上を薬物療法開始基準としているが,実臨床では早期介入がいまだ十分でなく,ガイドライン遵守と病態に応じた速やかなGC減量・中止が骨折予防に最も重要である.

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