特集 日常診療にどう活かす!? 『高血圧管理・治療ガイドライン2025』
高血圧とリスクの診断
リスク評価の実際
中川 直樹
1
1旭川医科大学内科学講座循環器・腎臓内科学分野
キーワード:
危険因子
,
臓器障害
,
層別化
Keyword:
危険因子
,
臓器障害
,
層別化
pp.575-579
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001816
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伝えたいメッセージ
・初診の高血圧に対しては,血圧が持続して高いことの確認とそのレベルの評価,二次性高血圧の除外,予後規定因子(危険因子,臓器障害,脳心血管病)の評価を行う.
・高値血圧以上(130/80mmHg以上)では,血圧レベルおよびその他の予後規定因子から,脳心血管病リスクを,高リスク,中等リスク,低リスクの3群に層別化する.
・正常高値血圧レベル以上(120/80mmHg以上)のすべての者に対して生活習慣の改善を行う.
・高リスクの高値血圧者,および高血圧者(140/90mmHg以上)に対しては,計画的な生活習慣の改善を行い,必要に応じて降圧薬治療を開始する.
・高リスクの高血圧者に対しては,生活習慣への計画的な介入の開始に遅れることなく降圧薬治療(薬物療法)を開始する.

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