特集 検体検査のポイントとピットフォール 診察室にこの1冊
A.スクリーニングに用いる検査
43.便潜血,便カルプロテクチン[尿・糞便等一般検査]
久松 理一
1
1杏林大学医学部消化器内科学
pp.172-174
発行日 2025年3月24日
Published Date 2025/3/24
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001250
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Summary
1.大腸がん検診の便潜血検査は免疫法が適している.
2.大腸がん検診は2日法で行われる.
3.便潜血のカットオフ値は測定キットあるいは検診地域で異なっている.
4.便カルプロテクチンは過敏性腸症候群と炎症性腸疾患の鑑別,炎症性腸疾患の疾患活動性モニタリングに使用される.
5.便カルプロテクチンのカットオフ値は測定キットの種類,評価目標(臨床的寛解,内視鏡的寛解など)によって変わる.

Copyright © 2024, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.