特集 検体検査のポイントとピットフォール 診察室にこの1冊
A.スクリーニングに用いる検査
17.eGFR,クレアチニンクリアランス[生化学的検査]
木村 秀樹
1
1福井大学医学部附属病院検査部・腎臓内科
pp.75-77
発行日 2025年3月24日
Published Date 2025/3/24
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001224
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Summary
1.年齢,性別,クレアチニン(Cr)値から推算糸球体濾過量(eGFR)が算出でき,迅速で正確な腎機能評価が可能となった.
2.eGFRは慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)の重症度分類に用いられ,60mL/分/1.73m2未満がCKDと診断される.
3.筋肉量が通常外に偏位している症例は,蓄尿によるクレアチニンクリアランス(Ccr)の正確性が高い.

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